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幕末の新撰組と少女の話。
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三俣
性別:
非公開
趣味:
人のあだ名をつけること
自己紹介:
永遠の17歳と言いたいけど言えない僕ですが、そんなこんなで青春を思い出し、「CREATOR」を書こうと思います。僕青春とかマジで本とか文学しかしてなかったと思うので少女漫画みたいに甘いのでいきたいです。主人公の性格は「こんな主人公あってはいけないなぁ」と自分ながらに考えた少女。結構いい子にかけてよく考えてみれば僕の好みかもしれない…(汗)
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時空を行き来する異業者CREATOR。たまに時空を駆け抜けて未来やら過去やら行く場合もあると、仕事のパートナでもある堯凛(ぎょうりん)さんに聞いてはいたものの…まさか今日思い知ることになるなんて!


「…あ、あのぉ…どこから来たと言われましてもい世界からきましたとしか言えないんですけどぉ…?」

「テメェ…俺にそんな嘘が通じるとでも思っているのか?」

と、その男は鞘からスルスルと刀をぬきだす。
かなり切れているようだ。今すぐにでも切られそうだ。

「堯凛さん!武器出していい?!」「お前武器出す前のセリフ言ってる間に殺やれるわ!」

一応武器を持ってはいるが、その時のセリフというものがかなり長い。
こんな設定をした上の人を殺したいと思う。…本当に。

「ちょ、平和的に解決しようよ!せめて平和を望もうよ新撰組的に!」

「っ!…テメェなんでここが新撰組と知ってる?!さては忍か?!」

さらに威嚇したようで刀をこちらに振り上げてくる。

そしてスローモーションのように刀が下りてくるのである。


嗚呼、私もう死ぬんd「おいそんなこと思ってる暇があったら戦うか逃げるかしろぉおお!!」




キィイン!!「?!」


男は驚いた。 切ったと思ったのにそこにはさっきの女がいない。
ほかの隊員もザワザワとしている。



「酷いよ!死ぬかと思ったよ!寿命が5秒ぐらい死んだよ!」「…それ短くねぇか?」


声が聞こえるところ、真後ろへ向くと、  


そこには先ほどの女が兎のぬいぐりみを肩に乗せて、立っている。


「んな…」

「驚くのも無理はない…これは私が編み出した「ザ☆切られるんなら逃げとけ!」の術!」「今考えただろ~お前―」


そう言えば、良く見ればこの男。金髪の男はほかのサムライと違い幼い感じがする。
いや、良く見れば自分と同い年のような…?。


「こら、そこらへんにしないか!総司も女の子にそんな物騒なもの見せるんじゃない!」

パンパン!と音と同時に縁側にいた体格のいい中年男が、サムライたちをたしなめた。

「し、しかし勇さん!コイツは―」「どう見てもそこらの女の子だろう。忍ならいきなりド真ん中に現れないぞ」

総司と呼ばれた男はぐっ、と声を止めた。


「…勇?…も、もしかして貴方は近藤勇さんでは…?」

「おお!こんな可愛い女の子に名前が知れ渡っているなんて!うれしいねぇ!」


堯凛と有理は二人とも顔を見合わせた。
そして堯凛の方は苦い顔をして「新撰組の局長な」と付け足しした。


「…あのー自己紹介とかしてもらっていいですか?」

「ん?ああ!確かに初めましてだからなぁ!俺はここの局長の近藤勇。で、この隣の長髪が土方歳三。でーその隣がー!」

どうも親切な人なのか、隊の名前も全員詳しく教えてくれた。
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